カテゴリー: 医療
【目でコロナ検査】新型コロナウイルスの新たな検査方法【スマホで3分即判定】
新型コロナウイルス感染判定をスマートフォンアプリで可能に
ドイツのミュンヘンを拠点とするSemic RF社は、新型コロナウイルスの感染を判断できるスマートフォンアプリを開発しました。
その名はセミック・アイスキャン(Semic EyeScan)スマホカメラ機能で撮った写真で、感染の有無を判断するというものです。
AIが分析を行い、所要時間は5分以内と短く、97%の精度があります。
つまり、目で新型コロナの検査が可能に。スマホアプリで最短3分で即判定できる代物です
分析テストを行い、97%の精度を立証(7万人の検査データ)
米国眼科学会(AAO:American Academy of Ophthalmology)は2020年の早期からCovid-19の感染者が結膜炎を起こすことを指摘していました。
このことに着目をし、Semic RF社は2020年3月、450人の新型コロナ感染者を対象にセミック・アイスキャンのテストを開始しました。
CEOのヴォルフガング・グルーバーによれば、200万の強膜の色合いから、Covid-19のケースを識別することに成功し増田。すでに7万人以上を対象に分析テストを行い、97%の精度を立証しました。
大型イベント開催に期待できる?コンサートやスポーツの試合会場などでも使用可能へ
優れているのは1つ1つの検査の5分以内というスピードだけではありません。同時に処理できる件数も100万件と多く、大勢あつまるコンサートやスポーツの試合会場などでも使用可能です。
3歳児からご高齢の方まで幅広い年齢に適用可能で、痛みもなく、簡単な方法で素早く結果が得られることが期待できます。
また、検査場所を選ばないことが一番のメリットであり、自宅での検査も可能なため、スタッフの安全や時間節約にもつながります。
検査結果はメッセージとQRコードで受け取ることができることなど、相互の利便性をとってもセミック・アイスキャンの利点は多いと考えられます。
この点では従来のPCR検査と比較するとより簡易的であり、検査結果も容易に確認、検査結果の証明も楽になりそうですね♪
https://sunwaka.com/pcr-inspection https://sunwaka.com/pcr2021年5月末までにドイツ国内での展開を目標へ
Semic RF社はセミック・アイスキャン(Semic EyeScan)を広めていきたい考えを示しています。
このアプリの具体的な使い方は、アプリ内で目の写真を撮り、そのデータを送るだけと非常にシンプルなものとなっています。
数分後には、検査結果がスマホにそのまま返ってくるのです。内容は陽性あるいは陰性という結果報告ですが、だからこそ即時結果報告が可能としているのでしょう。
この検査結果はQRコードの形でスマホに保存されるので、必要とされる場面でいつでも提示が可能となります。今後、陰性証明の肩書きとなっていくことも期待されますね。
セミック・アイスキャン(Semic EyeScan)がターゲットとする顧客は対企業で、サービス使用料は月480ユーロ(約6万3000円)の予定です。
2021年5月末までにドイツ国内での展開を目指しており、個人向けのサービス提供はまだ先になることが考えられます。
日本へ到来はいつになるか?
ドイツ自国での展開を最優先となることが考えらるため、さらに企業向けの事業展開となると日本に到来は1年以上先になることもあり得るでしょう。ただ、ニーズの高い分野となるので各国が注目をする内容でもあり、今後の動向に目が離せません。真偽も含めてこの目で確かめていく必要があるでしょう。
新型コロナウイルスの変異株も各国猛威を奮っていおり、感染対策もさらに高度なものを必要とされる日々となりそうですね。
https://sunwaka.com/covid-19-trend世界が新型コロナの対策に追われている日々です。それに力を入れる人の力は大きく、更なる技術の向上が期待できるでしょう。そのため、皆さんの目に掛かる日は、そう遠くはなさそうです。