カテゴリー: AI・仕事術
AI議事録がぐちゃぐちゃになる時に最初に見直すこと|原因を5分で切り分ける

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議事録がぐちゃぐちゃ。見る。閉じる。別のAIへ投げたくなる。いや、待ってください。笑 そこでサービスを替えると、何が悪かったのか分からなくなります。
元音声が小さいのか、相手の声が録れていないのか、文字起こしは合っていて要約だけが崩れたのか。まず1分だけ聞けば、直す場所を切り分けられます。
この記事は特定サービスの精度を断定するものではありません。PLAUD、Nottaなどの公式ヘルプと、音声認識の一般的な入力条件を基に、見直す順番を整理します。
マイク、距離、入力経路、反響を直す
言語、辞書、話者、文字起こし設定を見る
要約テンプレートと指示を直す
通信、電池、容量、録音時間を確認する
私は「現場の問題点が分からなければ、そもそも変えることは不可能だと思っています」と話しています。崩れた議事録も同じです。サービスを替える前に、音声、文字起こし、要約のどこで崩れたかを分けます。
どこから「ぐちゃぐちゃ」になったのか

| 症状 | 最初の確認 | よくある原因 | 次の修正 |
|---|---|---|---|
| 自分の声がない | 会議アプリの入力機器 | 別マイクを選択、ミュート、権限 | 正しいマイクへ変更し、1分テスト |
| 相手の声がない | システム音声、会議ボット、スピーカー出力 | マイク音声だけを録音 | サービスが相手側音声を取る方法を確認 |
| 全員の声が遠い | マイクとの距離 | ノートPC端の内蔵マイク、長い机 | 1人は口元、複数人は中央へ移動 |
| 文が混ざる | 同時発話と反響 | 複数人が重なる、スピーカー音の回り込み | 交代で話す。スピーカーフォンやエコー対策 |
| 人名と数字だけ違う | 言語、辞書、発音 | 固有名詞未登録、言い直し不足 | 用語登録。数字と期限を人が照合 |
| 要約だけおかしい | 元の文字起こし | テンプレート不一致、決定と案の混同 | 出力項目を固定し、根拠箇所を照合 |
表はスマートフォンで横にスクロールできます。
1.音声を3か所だけ聞く

長い録音を最初から全部聞く。いや、それはめんどくさいです。先頭、中央、最後から20秒ずつ選び、次だけ確認します。
- 自分と相手の声が両方ある
- 一人だけ極端に小さくない
- 空調、キーボード、紙、通知音が声を隠していない
- スピーカー音が二重になっていない
- 途中で無音や切断がない
音声自体が聞きにくければ、AIサービスを替える前に収音を直します。聞き取れる音声なのに文字が違う場合だけ、言語や辞書へ進みます。あ、そっか。ここでやっと、直す相手が決まります。
2.入力機器と相手側音声を分けて見る
Web会議では、自分の声は選択したマイクから入ります。相手の声は、会議ボット、システム音声取得、またはPCスピーカーを部屋のマイクで拾う方法のどれかです。
自分だけ録れて相手が消える時は、マイクの故障より、相手側音声を取得する設定を疑います。逆に全員が遠い時は、マイクを近づけます。1人は口元のブームマイク、複数人は机の中央のスピーカーフォンが基本です。
自分の声、相手側の音声、数字、固有名詞を含む1分テストを保存し、元音声と文字起こしを確認します。1分なら、やり直しても1分です。
3.重なり、距離、反響を減らす

Nottaの公式ヘルプは、背景雑音を減らす、マイクへ近づく、ゆっくり明瞭に話す、同時発話を避ける、正しい言語を選ぶ、用語を登録することを精度改善策として挙げています。
複数人の会議では、全員の距離をそろえます。長机の端にノートPCを置いたまま、遠い人だけ大声で補うと音量差が広がります。中央へ移せない部屋は、ポータブル機器の限界を超えていないか確認します。
PLAUD Noteは、対面録音の公式収音距離が最大3mです。ただし公称距離内でも、厚いケース、置き方、騒音、スピーカー音で結果は変わります。電話録音時のBluetoothイヤホンは公式に非対応です。
4.言語、辞書、話者名を先に整える
音声が聞けるのに固有名詞が崩れる場合は、会議前に社名、人名、製品名、略語を用語登録します。会議の冒頭で参加者名を一度はっきり発音します。日本語と英語が混じる会議は、対応言語と多言語設定を確認します。
数字、日付、金額、否定表現は、AI任せにしません。「15日」と「50日」、「する」と「しない」は、意味が逆になります。結局正しく情報が届かなかったら意味ないじゃないですか。決定事項、担当者、期限は元音声へ戻って人が確認します。
5.要約を疑うのは、文字起こしの後

元の文字起こしが崩れている状態で、要約の指示だけを変えても直りません。土台が崩れたまま、上だけきれいにしても無理です。先に本文を直し、その後で出力項目を固定します。
- 決定事項
- 未決事項
- 担当者
- 期限
- 根拠となる発言
AI要約には、発言にない補足を加えない、数字を推測しない、不明は不明と残す、と指示します。完成後も元音声と文字起こしへ戻れる状態を保ちます。
録音には個人情報、顧客情報、未公開情報が含まれます。参加者への説明と了解、利用目的、AI学習、保存先、再委託、削除、社内規程を確認できないサービスへ、トラブル解決のために安易に再アップロードしないでください。
それでも直らない。では、次の一手

録音開始を忘れる場合
スマホ操作が原因なら、物理ボタンで録音できるPLAUD Noteが候補です。録音済み音声の質を自動で保証する製品ではありません。
直す順番は、元音声、入力経路、文字起こし、要約です。別サービスへ移るのは、その後で十分です。
参照した一次情報
- Notta「文字起こしの精度を上げるためには」
- PLAUD「Low volume or poor sound quality on Plaud Note」
- PLAUD「録音を開始する」
- ロジクール H390
- 事業構想オンライン「現場の問題点が分からなければ変えられない」
- 個人情報保護委員会「顧客との電話の通話内容と録音」
- 個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起」
情報確認日:2026年8月12日。本記事は一般的な切り分け手順です。重要な会議の記録は元音声を保存し、数字、担当、期限を人が確認してください。


