カテゴリー: AI・仕事術
PLAUD Noteとスマホ録音の違い|専用機が必要な人、いらない人

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録音機を探し始めると、専用機のほうが何となく強そうに見えます。いや、そこで一回止まります。スマホでも録音、文字起こし、要約までできる機種があるからです。
PLAUD Noteは、スマートフォンの録音機能を丸ごと置き換える製品ではありません。違いは、専用の物理ボタン、対面と電話の録音モード、端末内ストレージを一つの薄い機器へ分けられることです。
この記事は実機レビューではありません。2026年8月12日時点のメーカー、Apple、Googleの公開情報を基に、「専用機を買う理由があるか」を整理します。
月に数回。録音アプリを開く手間が苦にならない。対応機種の文字起こしで足りる。
録音回数が多い。通話と対面をまたぐ。スマホの通知や容量と録音を分けたい。
違いは「音質」だけじゃない

| 確認点 | スマートフォン録音 | PLAUD Note |
|---|---|---|
| 録音開始 | アプリや通話画面から操作。方法は機種とOSで異なる | 本体ボタンを長押し。対面用と電話用を側面スイッチで切替 |
| 対面会議 | 内蔵マイクの近くへ置く | 2基のMEMSマイク。公式の収音距離は最大3m |
| 電話 | 対応機種・地域・通信環境に左右される | スマホ背面へ装着し、VPUで振動を拾う電話録音モード |
| 保存 | 端末または端末と連携するクラウド | 64GB。公式案内では約30時間。クラウド同期は選択可能 |
| 文字起こし | 機種、OS、言語、アプリで差がある | Plaudアプリへ転送し、AIメンバーシップの時間枠を消費 |
| 追加費用 | 標準機能で足りれば不要 | 本体代。月300分を超える文字起こしは有料プラン等を検討 |
表はスマートフォンで横にスクロールできます。メーカー公称値であり、実際の収音は距離、反響、騒音、置き方で変わります。
あ、そっか。スマホで足りるかもしれない

iPhone
Appleは、対応するiPhoneの「メモ」で音声を録音し、文字に起こす機能を案内しています。対応端末ではApple Intelligenceによる要約も利用できます。通話録音は一部の国・地域で使え、開始時に双方へ録音中であることが音声で通知されます。
Google Pixel
Googleのレコーダーは日本語の文字起こしに対応しています。Pixel 8以降では、日本語の要約も案内されています。言語によっては要約にインターネット接続が必要で、再文字起こしはGoogleのサーバーで処理される場合があります。
私はAI導入について「いきなり大きなAI導入ではなく、まずは身近でイメージしやすいものから始めて、ハードルを下げてもらうことが私の使命です」と話しています。録音も同じです。まず10分。手元のスマホで録音し、文字起こし、要約、共有、削除まで試す。ここで困らなければ、今日は買わない。これで終わりです。
PLAUD Noteが増やすのは専用の録音経路

PLAUD Noteは、対面録音用のMEMSマイク2基と、通話録音用のVPUを搭載します。スマホの背面へ付け、側面スイッチでノート録音と電話録音を切り替えます。64GBの端末内保存と最大30時間の連続録音が公式に案内されています。
ただし、ZoomやTeamsへ会議ボットとして入り、各参加者の音声を直接取得する製品ではありません。公式ヘルプは、スマホの電話録音モードでWeb会議音声を拾う方法、またはスピーカーの近くに置いて周囲の音として録る方法を案内しています。専用機だから全部すっきり解決、ではないんです。遠隔参加者の音量、部屋の反響、通知音の影響は残ります。
Bluetoothイヤホンを使った電話の録音にも注意が必要です。PLAUD公式ヘルプは、電話録音時にBluetoothイヤホンをサポートしないと案内しています。通話方法が合わない場合は、専用機を買っても目的を満たせません。
プラン名より、月に何分使うか

| プラン | 文字起こし枠 | 公開料金 | 向く使い方 |
|---|---|---|---|
| Starter | 300分/月 | 無料 | 月5時間以内で試す |
| Pro | 1,200分/月 | 月額3,000円。年額一括は月換算1,400円 | 週に複数回の会議や通話 |
| Unlimited | 無制限。1日最大24時間 | 月額5,000円。年額一括は月換算3,333.33円 | 月20時間を超える記録 |
未使用時間は翌月へ繰り越されません。料金は2026年8月12日確認。年額は一括払いの月換算です。本体価格は購入画面で確認してください。
数字が並ぶと、なんか難しく見えます。見るのは月の録音分数だけです。月300分以内なら、まずStarterで運用が回るかを確かめます。
録音ボタンより先に、同意とデータの流れ

参加者へ録音、文字起こし、要約の目的、保存先、閲覧者、保存期間、削除方法を先に伝え、明示的な了解を得ます。PLAUDも録音前の通知と同意取得を案内しています。
日本の個人情報保護委員会は、個人を識別できる通話内容は個人情報に当たり、利用目的の通知または公表が必要と説明しています。一方、個人情報保護法だけを理由に、録音中と伝える義務までは負わないとも回答しています。これは「無断録音を勧める」という意味ではありません。契約、社内規程、会議サービスの規約、他国法は別に確認します。
PLAUDは、日本向けデータをAWS東京リージョンで管理し、原則としてユーザーデータをAI学習に使わないと案内しています。ただし、端末へ録音を残すことと、AI処理のために音声を送ることは別です。患者情報、顧客情報、未公開情報は、所属組織が承認したアカウント、プラン、保存設定、削除手順を確認できる場合だけ扱います。
で、結局買うのか
- 月の録音時間は300分を超えるか
- 対面と電話の両方を記録するか
- スマホで録音開始を忘れることが多いか
- Bluetoothイヤホンを使う電話録音が中心ではないか
- 録音を端末内にも残したいか
- 参加者への説明、保存、削除まで運用できるか
PLAUD Noteの現行仕様を確認する
専用機が必要と判断した人だけ、公式ページで価格、在庫、対応機能、返品条件を確認してください。買う理由が一つも残らなければ、今日は買わない。それも普通に正解です。
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AI議事録サービス5社を比べるWeb会議用マイクの選び方文字起こしが崩れた時の見直し順
参照した一次情報
- PLAUD「録音を開始する」
- PLAUD「NoteとNote Proの違い」
- PLAUD「Zoom・Teams等の録音」
- PLAUD「録音音量・音質の確認」
- PLAUD AIメンバーシップ
- PLAUD Trust
- PLAUD 日本向けプライバシー・セキュリティ
- PLAUD「AI議事録の新しい基準」
- Apple「メモで音声を録音して文字に起こす」
- Apple「iPhoneで通話を録音して文字に起こす」
- Google Pixel「文字起こしを作成、編集、管理する」
- 事業構想オンライン「まずは身近でイメージしやすいものから」
- 個人情報保護委員会「顧客との電話の通話内容と録音」
情報確認日:2026年8月12日。本記事は一般的な製品選びと運用の情報です。録音の適法性や文字起こし精度を保証するものではありません。


